コンバージョン率とはConversion rateのことで、これは転換率という意味になります。
簡単な例で説明すると、あなたがランディングページを持っているとします。
そこにユーザーの方がきてなんかしらのアクションを起こしたものがコンバージョンで、ランディングページに訪問してきた人の何パーセントがアクションを起こしたかを表したものがコンバージョン率ということになります。
では、コンバージョン率UPのために検討すべきことはどのようなことが思い浮かぶでしょう?
まず、考えられるのはランディングページ自体の質を向上させて、そこの興味を引くような広告などを載せることです。
コンバージョン率UPするためには、ランディングページに訪れた人になにかアクションを起こしてもらわないといけません。
そのためにはランディングページ自体の質を上げてブックマークに登録してもらったり、興味のある広告などを載せて
そこをクリックしてもらうことなどが一般的です。
しかし、勘違いしてはいけないのはコンバージョン率UP=利益につながるということではないということです。
例えば、ただブックマークに登録してもらうだけでもコンバージョン率UPしますがそれだけではほとんど利益に繋がりません。
仮にコンバージョン率が低いとしてもランディングページに来たユーザーに対して有益な情報を配信して、それを元に特定の商品や話題を扱ったサイトに訪問してもらい、そこで商品を購入してもらうなどすることによりそのサイトのコンバージョン率は上昇します。
また、この場合は特定の商品や話題に対して興味がある方を集めているので実質的な利益も上がります。
このようにしてビジネスとして意味のあるコンバージョン率UPに繋がる方法を企業は検討しています。
では具体的にどうすることがコンバージョン率UPと利益がリンクしビジネスに生かすことができるかを
検討していきます。
インターネットの世界ではコンバージョン率が0.1%にも満たないサイトがゴロゴロしています。
つまりコンバージョン率を上げるには有益な情報や商品、広告などを配置してユーザーがアクションを起こしたくなるサイトを構築することが必要になっていきます。
さらに、ここに利益やビジネス的なメリットを得ようとすることはかなり難しいことです。
なぜなら、一般的にインターネットを使う場合ただ見て終わるという人が大半だからです。
もちろん、サイトに来てもらわないと何も始まらないためまずはサイトに来てもらうための努力をしなくてはなりません。
ビジネスに活用しようとする場合では、きちんとしたサイトを構築してアクセス実績を作り検索エンジンなどで
上位に表示されることが必要になってきます。
そして、これからは今まではなしてきた内容を実践するにはどのよう目線でサイトを構築していったらいいかを検討していきます。
一番大切になるのは、やはり訪れるユーザーの目線になることです。
先程述べたように、コンバージョン率UPさせるにはユーザー=外部的要因が必要不可欠です。
自分が満足いくサイトを作ってもそれをユーザーが評価していなければアクセス数は伸びませんし、コンバージョン率はあがりません。
しかしこのユーザー目線になるということは凄く難しいです。
自分のサイトを客観視して評価する能力が必要になるからです。
自分で作りこんだサイトだと、なかなか客観視できないことがあります。どうしても主観で物事を見てしまい、そこで満足して終わってしまうパターンが多いです。
しかし、そうするとコンバージョン率UPはせずビジネスとしては失敗に終わってしまいます。
ですので、なるべく初めから意識してユーザーの立場に立って、求められる内容や機能はなんなのかを考えた上で、サイトの運営などを考える必要があります。
それでは次は別の観点からコンバージョン率UPについて検討していきます。
Googleアナリティクスというツールを使えば、サイトにアクセスのあったユーザーの直帰率・離脱率を知ることができます。「直帰率」=ユーザー入口となる最初のページだけを見て、ブラウザを閉じてしまうまたは他のサイトに移動してしまうパーセンテージです。そして「離脱率」=自分が求めるなにかにたどり着く前に、サイトを離脱してしまった人のパーセンテージを示しています。
直帰率や離脱率のパーセンテージが高いサイトではユーザー目線で見て自分にとって必要な情報が掲載されてない、またはほかにもっといいサイトがあると判断されてる可能性が高いです。
この二つのパーセンテージが高い時は、なぜそうなっているのかを十分に検討して改善する必要があります。
原因をつきとめて改善を続けていけば、二つのパーセンテージが下がっていくことでしょう。
そして有益な情報が多くなればなるほどユーザーのサイト内の滞在時間も長くなっていきコンバージョン率UPに繋がります。
サイト内に滞在している時間が長いということはそれだけなにかしらの行動を起こす可能性が上がるということを示しています。
何の興味もないサイトに長く滞在する理由はありませんからね。
しかしいくらサイト内のコンテンツが充実していても、そこまで辿り着くことができなければ全く意味が有りません。ユーザーが望む情報を掲載できたサイトを構築できたら、今度はその利便性や使い勝手の良さについて考察していくといいでしょう。
必要な情報があり、なおかつすごく使いやすいというのは、どのようなサイトにおいてもユーザーに好まれる最も大きな理由だとおもいます。
次に一般的なユーザーがコンバージョン率UPをするのに取り入れてる方法について説明していきます。
企業や専門家ではない一般の方でも今は、簡単にランディングページを作ることができる時代になっています。
単純にブログとかを書いてる方もいれば、いろいろな情報をまとめたりとその手法と種類は様々です。
ネットで検索をしたことがある人は良く見かけると思いますが、そのような個人でやってるサイトなどでは
バナーと呼ばれる広告が貼ってあることがほとんどだと思います。
そのバナーをサイトに貼っているのは、よくメディアやネットなどでみかけるアフィリエイト収入というものが発生するからです。
これは一つの契約スタイルの例になりますが、実際にそのサイトを訪れた人が、そのバナーをクリックして指定のサイトにいきます。
そして、そこで何かを購入するとその会社からそのサイトの運営者に対して報酬が支払われるというものです。
これが今世間で一般的に使われているアフィリエイト収入と言われるものです。
個人単位ではなかなかこの方法で収入を得るのは難しいですが、きちんとしたサイトを構築してある一定のアクセス数を計算できるサイトならばコンバージョン率がそのままアフィリエイト収入に繋がることも少なくありません。
一日に数万や数十万ものページビュー数を誇るサイトだとかなりの収入を得られることになり、場合によっては
普通に働いてる方よりはるかに収入を得ているケースもあります。
長らく書いてきましたが、このような理由からコンバージョン率UPは直接的に利益に結びつくとは必ずしも
言えないですがこの数値が高いことはそのサイトに素晴らしいビジネスチャンスが眠っていることになります。
もし、現在ランディングページを運営しているのでしたらコンバージョン率に注目してみると自分のサイトの可能性
に気付くことができるかもしれません。