ECサイトのコンバージョン率UPには、カートから決済完了までのページ遷移数を減らすことが大切です。手順が複雑になると、途中で決済を思いとどまる可能性が高まるからです。理想的には、一つのページで商品の紹介から決済まで行えることですが、現実的には極力それに近づける事が大切です。また、決済完了までのプロセスをビジュアル化することで、ユーザーに簡単なステップで決済ができると認識させられます。また、CTAボタンの配置場所や大きさ、そして色などもコンバージョン率に影響することが分かっているので、専門のノウハウを習得しておくことが重要だと言えます。さらに、ユーザーの中にはクレジットカードをネットで使うことに慎重な人が多いので、自社のECサイトが信頼性が高いことをアピールしておくことも肝心です。
ECサイトにおいてコンバージョン率UPを図るには、ユーザビリティを高めることが大事です。その為には、ショッピングカートに移ってからでも、買い物を続けられるようにする必要があります。それによって、ブラウザに戻った場合でも、カートの中身が削除されず残るわけです。また、買い物を継続するボタンは、購入ボタンと区別しておく必要があり、目立たない色にするのが良いと言えます。また、ポップアップの出し方も購買行動に影響するので、会員登録等をアピールしすぎない様にすることが大事です。先ずは、ユーザーに商品やサービスをじっくり選んでもらうことが肝心なので、それを妨げるポップアップにならないようにすることです。それ故、会員登録のステップとしては、決済の直前に配するのが適切なタイミングだと言えます。
ECサイトの売り上げを伸ばすには、コンバージョン率UPが欠かせませんが、一人当たりの単価を上げる事も重要になります。その為には、ユーザーの求める商品やサービスに特化したサイトのページを用意する事も肝心です。他の商品と混在すると専門性が薄れるので、サイトの価値の低減を招く恐れがあるからです。一ジャンルで詳しく商品を説明することで、多少値が張る商品でも、手を出しやすくなるわけです。そして、何よりもユーザー目線に立って、不明な点を何時でも問い合わせられる体制を整えておく必要があります。連絡先に関しても、メールアドレス以外に電話番号を載せることで、ユーザーに安心感を与えられます。そうした安心感が、購買行動にとって何よりも重要になるわけです。