WEBサイトを運営している目的が、単に趣味や道楽なら何も考えずに「自分の好きなものを好きなように作る」だけで十分でしょう。現に、備忘録としてWEBサイトを使っている人もいれば、学習の一環として「ノートをとる感覚」でWEBサイト内部にコンテンツとして作成している人もいます。
しかし、WEBサイトを運営することを通して「お金を稼ぎたい」と思っているのであれば、セオリーに則ったプロセスを経ていく方法がおすすめです。もちろん、セオリー通りの方法だからと言っても失敗してしまう可能性はあります。まったくもってセオリーを無視した方法で大成功を収めることもありますが、セオリー（原則）を知っていることが緊急回避の手段として役立つ可能性は高く、身に付けておいて損はないでしょう。
さて、WEBサイトで収益を上げる方法には様々なものがあります。広告を掲載してクリックしてもらうことで報酬が発生する「アドセンス広告」、特定の企業やその商品を紹介して購入を斡旋する「アフィリエイト広告」などが有名ですが、その他にも、企業から委託してPR広告を掲載して掲載料をもらう形態や、利用者から会費を徴収する方法もあります。そして、販売する商品（サービス）が売れる（報酬が発生する）ことを「コンバージョン」と呼びます。
WEBサイト運営で収益を目標にする場合、要は「コンバージョン率UP」を目指すことになります。どのような商品（サービス）を販売しているコンテンツであっても問題ありませんが、最終的に商品が販売（コンバージョン）できなければ利益は生まれない以上、いかにしてコンバージョン率UPを実現するのかが重要です。
インターネット上には、コンバージョン率UPに関する様々な知識や情報が転がっています。本当に価値のある情報から何の価値も持っていない情報まで一様に存在しているため、その中から【何を選択すれば良いのかの適切な判断をすることが重要】です。
すでに何らかの知識や判断基準を持っている人ならば問題は少ないですが、本当に初めて情報収集をするような人にとっては「相談（問い合わせ）」ができる方法があると安心です。たとえば、他にインターネットビジネスに詳しい人に相談をするもよし、コンサルタント会社に問い合わせをするもよしです。選択肢に制限はありませんが、1点のみ重要な判断要因として、「信頼できる相手であること」だけは絶対にクリアする必要があります。