ホームページを効果的に運用するには、手直しが不可欠です。webマネジメントのサイクルとしてはPDCA(Plan-Do-Check-Action)が有名ですが、web製作後にはきちんとチェックを行い改善していかなければなりません。しかし、思い切ったリニューアルは非常にリスクが大きいことを覚えておきましょう。ユーザーにとって、しかもお得意様ほど慣れ親しんだサイトの形式に馴染み深くなります。それをいきなりガラリとイメチェンすると、急にとっつきにくいものと感じ、離れてしまう危険があるのです。
リスクを低くするためには少しずつ改善することが重要です。どこから改善すべきなのかを判断するためには、アクセス解析が便利です。大手検索サイトの無料アクセス解析ツールは現在広く使われています。ホームページの最終目的はコンバージョン率UPです。すなわち商品の販売や資料請求といったアクションに結びつけなくてはなりません。
コンバージョン率は平均1%~3%とも言われ、それを上げるための様々な方法が考案されています。サイトの売り上げを決めるものとして、訪問者数、コンバージョン率、客単価、リピート率などが挙げられます。
訪問者を増やすためには、SEOやSNS広告、リスティング広告、アドネットワーク広告、アフィリエイト広告など、様々な方法があります。リピート率を上げるためにはステップメールなどのメールマーケティングやリターゲティングがあります。客単価に関しては、格安をアピールするより費用対効果を前面に出す方が効果的であることが分かってきています。安ければいいとは一概には言えないのです。
コンバージョン率UPのためには、せっかく訪問した客をいかにして逃さず、成果に結びつけるかが問題になります。そのためにはサイトの徹底的なアクセス解析が手掛かりになるでしょう。直帰率や離脱率を解析することで各ページの問題点を洗い出します。
こういった効果的なホームページの見直しをスピード感をもって行うためには、web制作会社との緊密な連携が必要になります。イメージを統一し、認識を同じにすることでスムーズな運営が可能になるのです。コンバージョン率UPのためには、有能なweb制作会社の選定が不可欠です。エンドユーザーのターゲティングやそれに対応する効果的な広告の選定、使いやすくメッセージが分かりやすいホームページの作成などについて、依頼者の立場に立ってサイトを構築してくれるweb制作会社を選定することが重要なのです。サイトのデザインは大事ですが、いくら先進的であってもあまり奇抜なデザインの場合、エンドユーザーに馴染みが無ければ直帰率や離脱率の原因になりかねません。